ここ数日、同じ事をずっと繰り返し考えています。
息子サッカーの最後の公式戦が終わりました。
まさかここで負けるとは思わない時点での負け。
茫然とするってこういうことなんだって思います。
小学生で一番の大会、全国小学生サッカー大会。
息子たちの小学生サッカー生活が終わりました。
息子の試合前日、娘のバドミントン大会がありました。
その結果を受けて、娘と話をしていましたが、最後は今までにない喧嘩になってしまいました。
その上、息子も配慮のないことを言うもので、私は怒りのあまり、プチ家出をしました。
独身の頃と違って、友人の家にも行けません。
今日もし、私が家に帰らなかったら、明日どうするつもりだろう?
いろんな事を考えつつ、1人、ドライブをしました。
山の方へ行ったり、海の方へ行ったり。
時間にすれば1時間弱でした。
ホテルに泊まることも考えましたが、やはり帰ることにしました。
帰宅して、歯磨きをしながら、
「明日の夜、歯磨きをする時、『あ~昨日の今頃に戻らないかな』と思うような気がする」
ふとそんな風に感じました。
普通に行けば優勝候補の息子チーム。
だけど・・。
そして試合当日。
奇しくも、今回の会場へ向かう道は、息子が小学2年生の頃、現チームに移籍して、初めてチームに認められた大会会場へ向かう道と同じでした。
みんなといろんな場所に行ったこと。
泣いたり、笑ったりしたこと。
怒ったり、感動したりしたこと。
小学生サッカーでのいろんな想い出が、蘇っていました。
そんな時、1学年下の親御さんから激励のLINEが入りました。
私は泣いてしまいました。
いつもなら、大会日程はまだ残っているので、こんな気持ちになるはずないのに。
もしかしたら・・。
決勝トーナメント2回戦。
相手チームの事は、他チームからいろいろ聞いていました。
とにかく気を付けた方がいい。
サッカーの技術ではない部分で、何人もの方からそう言われていました。
台風が接近して、雨が激しく打ちつける中の試合。
相手チームからのイエローカードが出るほどのラフプレーの数々。
相手指導者からの暴言。
「勝つためなら、何してもいい」と言った相手指導者。
挙句には、審判と相手チームの指導者が口論となり、試合は一時中断。
2分半ほどのロスタイム。(この中断時間はそのまま流されたらしい)
その時点で、2-0と息子チームは負けていました。
いろんな事に飲まれてしまった息子たち。
ガツガツ感も感じられません。
1人1人の足元の技術も激しい雨の中では、思うようにいきません。
後半も終わり頃、息子のポジションが変わりました。
その後すぐ、息子1点を返してくれました。
だけど、時間がない。
私は、相手の指導者に負けないくらい声を張り上げて
「まだ終わってないよ」
「負けないで」
「もう1点返そう」
「本当にこれで最後なんだよ」
そう声をかけ続けました。
でも、結局そのまま試合終了。
本当にいい試合をしたのなら、負けても悔いなしなのです。
でも、今回の試合は今まで経験したサッカーの試合の中で、ワーストワンを塗り替えるくらいの試合でした。
相手のスポーツマンシップもそうでしたが、息子たちの動きも気持ちも。
そんな相手に負けるなんて、とたくさんの人が言いました。
でも、それが子供たちのメンタルの弱さ。
これも実力だったのだと私は思います。
なんとなく、予感がしていたのと、メチャクチャな試合だったので、試合終了の時は涙も出ませんでした。
きっと、最後の試合は号泣するだろうと思っていましたが、あっさりとしたもの。
残ったのは、それぞれの気持ちの中の、泥のような何とも言えないつかえなのかもしれません。
気持ちのいい試合ではなかった。
最後は、自分のチームを褒めると同時に、相手チームも称えるような、そんな試合をさせてあげたかった。
まだまだ今度はフットサルでの大会が続きます。
それに、中学でもサッカーをすると決めているので、「これからだよ」とも思います。
ただ、日が経つにつれ、どうしても試合前日にもっと言ってあげられることがあったかもしれないと考え込んでしまいます。
今は、どの子供も親も、行き場のない気持ちを抱えているような気がしました。
この気持ちの行く先はどこなんだろう?
ぐるぐるぐるぐる、考えは堂々巡り。
終わったことなのに、いつまでも気持ちの切り替えができずにいます。
いつかこの負けも力に変えてくれたら、そんな願いだけみんなに伝わったらいいな。
息子は移籍したことで、見れなかった景色をたくさん見ることができました。
私たちもたくさんの感動をもらいました。
体格のいい子たちを相手に、小さな体で、いつもいつも頑張ってた。
どの子にとっても、これからの人生が実り多いものになりますように。
辛くなったら、楽しかった事、悔しかった事、みんなで喜んだ笑顔を思い出してほしい。
そう願っています。
息子サッカーの最後の公式戦が終わりました。
まさかここで負けるとは思わない時点での負け。
茫然とするってこういうことなんだって思います。
小学生で一番の大会、全国小学生サッカー大会。
息子たちの小学生サッカー生活が終わりました。
息子の試合前日、娘のバドミントン大会がありました。
その結果を受けて、娘と話をしていましたが、最後は今までにない喧嘩になってしまいました。
その上、息子も配慮のないことを言うもので、私は怒りのあまり、プチ家出をしました。
独身の頃と違って、友人の家にも行けません。
今日もし、私が家に帰らなかったら、明日どうするつもりだろう?
いろんな事を考えつつ、1人、ドライブをしました。
山の方へ行ったり、海の方へ行ったり。
時間にすれば1時間弱でした。
ホテルに泊まることも考えましたが、やはり帰ることにしました。
帰宅して、歯磨きをしながら、
「明日の夜、歯磨きをする時、『あ~昨日の今頃に戻らないかな』と思うような気がする」
ふとそんな風に感じました。
普通に行けば優勝候補の息子チーム。
だけど・・。
そして試合当日。
奇しくも、今回の会場へ向かう道は、息子が小学2年生の頃、現チームに移籍して、初めてチームに認められた大会会場へ向かう道と同じでした。
みんなといろんな場所に行ったこと。
泣いたり、笑ったりしたこと。
怒ったり、感動したりしたこと。
小学生サッカーでのいろんな想い出が、蘇っていました。
そんな時、1学年下の親御さんから激励のLINEが入りました。
私は泣いてしまいました。
いつもなら、大会日程はまだ残っているので、こんな気持ちになるはずないのに。
もしかしたら・・。
決勝トーナメント2回戦。
相手チームの事は、他チームからいろいろ聞いていました。
とにかく気を付けた方がいい。
サッカーの技術ではない部分で、何人もの方からそう言われていました。
台風が接近して、雨が激しく打ちつける中の試合。
相手チームからのイエローカードが出るほどのラフプレーの数々。
相手指導者からの暴言。
「勝つためなら、何してもいい」と言った相手指導者。
挙句には、審判と相手チームの指導者が口論となり、試合は一時中断。
2分半ほどのロスタイム。(この中断時間はそのまま流されたらしい)
その時点で、2-0と息子チームは負けていました。
いろんな事に飲まれてしまった息子たち。
ガツガツ感も感じられません。
1人1人の足元の技術も激しい雨の中では、思うようにいきません。
後半も終わり頃、息子のポジションが変わりました。
その後すぐ、息子1点を返してくれました。
だけど、時間がない。
私は、相手の指導者に負けないくらい声を張り上げて
「まだ終わってないよ」
「負けないで」
「もう1点返そう」
「本当にこれで最後なんだよ」
そう声をかけ続けました。
でも、結局そのまま試合終了。
本当にいい試合をしたのなら、負けても悔いなしなのです。
でも、今回の試合は今まで経験したサッカーの試合の中で、ワーストワンを塗り替えるくらいの試合でした。
相手のスポーツマンシップもそうでしたが、息子たちの動きも気持ちも。
そんな相手に負けるなんて、とたくさんの人が言いました。
でも、それが子供たちのメンタルの弱さ。
これも実力だったのだと私は思います。
なんとなく、予感がしていたのと、メチャクチャな試合だったので、試合終了の時は涙も出ませんでした。
きっと、最後の試合は号泣するだろうと思っていましたが、あっさりとしたもの。
残ったのは、それぞれの気持ちの中の、泥のような何とも言えないつかえなのかもしれません。
気持ちのいい試合ではなかった。
最後は、自分のチームを褒めると同時に、相手チームも称えるような、そんな試合をさせてあげたかった。
まだまだ今度はフットサルでの大会が続きます。
それに、中学でもサッカーをすると決めているので、「これからだよ」とも思います。
ただ、日が経つにつれ、どうしても試合前日にもっと言ってあげられることがあったかもしれないと考え込んでしまいます。
今は、どの子供も親も、行き場のない気持ちを抱えているような気がしました。
この気持ちの行く先はどこなんだろう?
ぐるぐるぐるぐる、考えは堂々巡り。
終わったことなのに、いつまでも気持ちの切り替えができずにいます。
いつかこの負けも力に変えてくれたら、そんな願いだけみんなに伝わったらいいな。
息子は移籍したことで、見れなかった景色をたくさん見ることができました。
私たちもたくさんの感動をもらいました。
体格のいい子たちを相手に、小さな体で、いつもいつも頑張ってた。
どの子にとっても、これからの人生が実り多いものになりますように。
辛くなったら、楽しかった事、悔しかった事、みんなで喜んだ笑顔を思い出してほしい。
そう願っています。
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コメント
こんにちは
そうですか…
息子さんの小学校最後の試合が、そういう形で終わってしまったら、きっとわたしでもそういう気持ちになると思います。
何もかも不完全燃焼のまま、もうやり直しが利かないのですから。
それでも、こういう事で終わってしまったからこそ、次へのリベンジの気持ちも生まれるのだと、思います。
miyazyyさまにも、息子さんにも、そしてお嬢さんにも、エールを送りたいです。
そうですか…
息子さんの小学校最後の試合が、そういう形で終わってしまったら、きっとわたしでもそういう気持ちになると思います。
何もかも不完全燃焼のまま、もうやり直しが利かないのですから。
それでも、こういう事で終わってしまったからこそ、次へのリベンジの気持ちも生まれるのだと、思います。
miyazyyさまにも、息子さんにも、そしてお嬢さんにも、エールを送りたいです。
カミさん
2017.11.01 14:07 | 編集

miyazyyさん☆
プチ家出ですか!(#^^#)
そんなこともあったなあって懐かしく思える日が
きっとすぐやってきますよ(*^▽^*)
miyazyyさんは、まじめで、娘さんにも息子さんにも
全力で接して応援して頑張ってる感じで、いいお母さんです!
プチ家出ですか!(#^^#)
そんなこともあったなあって懐かしく思える日が
きっとすぐやってきますよ(*^▽^*)
miyazyyさんは、まじめで、娘さんにも息子さんにも
全力で接して応援して頑張ってる感じで、いいお母さんです!
Lilo&Stitch!
2017.11.01 18:56 | 編集

こんばんは、miyazyyさん
プチ家出にならずに良かったです
ホテルに泊まったりしたら、あとが大変ですよ
一人ドライブで冷静になれて良かったです
くれぐれも、事故しないように
車の中で一人でいるのも、よい方法ですね
プチ家出にならずに良かったです
ホテルに泊まったりしたら、あとが大変ですよ
一人ドライブで冷静になれて良かったです
くれぐれも、事故しないように
車の中で一人でいるのも、よい方法ですね
ヨッシィー
2017.11.01 20:25 | 編集

カミさん
こんにちは。
人生ではあることですよね。
その中で、子供たちは経験して、学んでいくのは分かっているのですが・・。
なんとも割り切れない気持ちが残ります。
どの子も試合後は泣いていましたし、息子も2日くらいは元気がありませんでした。
でも、今は次の目標に向かっているみたいです。
切り替えられないのは、ちょっぴり知恵や経験がある大人の方ですね。
ありがとうございます!!!
こんにちは。
人生ではあることですよね。
その中で、子供たちは経験して、学んでいくのは分かっているのですが・・。
なんとも割り切れない気持ちが残ります。
どの子も試合後は泣いていましたし、息子も2日くらいは元気がありませんでした。
でも、今は次の目標に向かっているみたいです。
切り替えられないのは、ちょっぴり知恵や経験がある大人の方ですね。
ありがとうございます!!!
miyazyy
2017.11.02 10:17 | 編集

Lilo&Stitch! さん
こんにちは。
家出と苦い経験がプラスされて・・。
たけど、そんな事もあったと思える日が来るのでしょうね。(^・^)
親も迷走しちゃいますね。
親としては何でも初めてですもの。
ありがとうございます!!!
こんにちは。
家出と苦い経験がプラスされて・・。
たけど、そんな事もあったと思える日が来るのでしょうね。(^・^)
親も迷走しちゃいますね。
親としては何でも初めてですもの。
ありがとうございます!!!
miyazyy
2017.11.02 10:19 | 編集

ヨッシィー さん
こんにちは。
1人の時間が必要だったのでしょうね。
後日、この話をママ友にしたら「家に来たら良かったのに」と言ってくれました。
そこに行っても丸く収まったでしょうね。
家族同士、よく知っている家ですし。
どのママも経験しているモヤモヤらしいですから。
こんにちは。
1人の時間が必要だったのでしょうね。
後日、この話をママ友にしたら「家に来たら良かったのに」と言ってくれました。
そこに行っても丸く収まったでしょうね。
家族同士、よく知っている家ですし。
どのママも経験しているモヤモヤらしいですから。
miyazyy
2017.11.02 10:26 | 編集
