あの日からの事 1
あの日からの事 2
あの日からの事 3
あの日からの事 4
の続きです。
息子はお医者様の話を一緒に聞いていたのに、ボンヤリしていたのか、私にいつからサッカーできる?と聞きました。
私は医師に言われたことを分かりやすく伝えました。
それでも、痛みなどはほとんどないらしく、現実味がないのか3ヵ月くらいで行けるでしょ、などと言っていました。
クラブのコーチも様々な方に話を聞いてくれていました。
医療関係のママ友はセカンド・オピニオンとして首都圏の病院にかかることも視野に入れた方がいいとアドバイスしてくれました。
私自身も様々な可能性について考えました。
私が彼にしてあげられることは何か。
2日後の受診日までは、まるで死刑宣告を言い渡される受刑者のような心境でした。
ケガのことを調べ、手術のことを調べ、病院のことを調べ。
私自身寝ることは案外あっさりできるのに、食べることが必要ない体になっていました。
2日間で3kgほど体重も落ちました。
相手キーパーのお子さんは、実はフィールドプレイヤーだったこと。
相手チームには正キーパーがいなかったことを後から聞きました。
コーチも主審に試合終了後にPKだったことを抗議したと言っていました。
普通ならああいう出方はしない、とコーチも息子も保護者の方からも聞きました。
息子が先に触ったボールに来るのではなく、体に突っ込んできたと息子は言いました。
もしあの時、止っていてくれたら。
もしあの時、対戦相手が正キーパーなら。
もしあの時、パスが外側なら。
もしあの日、試合に出ていなければ。
なんであの子なの?
人一倍一生懸命に真面目にやって来たのに。
なんで彼なの?
あの子から全部奪ってしまうの?
毎日、毎日『もし』ばかりを考えていました。
毎日、毎日『どうして』ばかりを考えていました。
神様は試練を与えるんだな。
選ばれちゃったね。
最近、子離れ、親離れを感じていたけど、もう少し一緒にいなさいってことかな。
きっとこれを越えたら、息子はものすごい人間になる。
ピンチだけど、チャンスに変える力をつけるために。
思考をそこまでは持って行けるけど、ふとすると『もし、どうして』とまた考えていました。
そして、息子には気付かれないように泣いていました。
あの日からの事 2
あの日からの事 3
あの日からの事 4
の続きです。
息子はお医者様の話を一緒に聞いていたのに、ボンヤリしていたのか、私にいつからサッカーできる?と聞きました。
私は医師に言われたことを分かりやすく伝えました。
それでも、痛みなどはほとんどないらしく、現実味がないのか3ヵ月くらいで行けるでしょ、などと言っていました。
クラブのコーチも様々な方に話を聞いてくれていました。
医療関係のママ友はセカンド・オピニオンとして首都圏の病院にかかることも視野に入れた方がいいとアドバイスしてくれました。
私自身も様々な可能性について考えました。
私が彼にしてあげられることは何か。
2日後の受診日までは、まるで死刑宣告を言い渡される受刑者のような心境でした。
ケガのことを調べ、手術のことを調べ、病院のことを調べ。
私自身寝ることは案外あっさりできるのに、食べることが必要ない体になっていました。
2日間で3kgほど体重も落ちました。
相手キーパーのお子さんは、実はフィールドプレイヤーだったこと。
相手チームには正キーパーがいなかったことを後から聞きました。
コーチも主審に試合終了後にPKだったことを抗議したと言っていました。
普通ならああいう出方はしない、とコーチも息子も保護者の方からも聞きました。
息子が先に触ったボールに来るのではなく、体に突っ込んできたと息子は言いました。
もしあの時、止っていてくれたら。
もしあの時、対戦相手が正キーパーなら。
もしあの時、パスが外側なら。
もしあの日、試合に出ていなければ。
なんであの子なの?
人一倍一生懸命に真面目にやって来たのに。
なんで彼なの?
あの子から全部奪ってしまうの?
毎日、毎日『もし』ばかりを考えていました。
毎日、毎日『どうして』ばかりを考えていました。
神様は試練を与えるんだな。
選ばれちゃったね。
最近、子離れ、親離れを感じていたけど、もう少し一緒にいなさいってことかな。
きっとこれを越えたら、息子はものすごい人間になる。
ピンチだけど、チャンスに変える力をつけるために。
思考をそこまでは持って行けるけど、ふとすると『もし、どうして』とまた考えていました。
そして、息子には気付かれないように泣いていました。
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コメント
息子さんの夢が断たれない事だけを祈ります
うちの息子もジャンルは違いますが、好きなこと中心の生活をしています
貪欲に努力もし、結果もそれなりについてきている気がします
そんな息子とご子息がどうしてもダブってしまい、何度もコメント書き込もうと思いましたが 言葉が見つかりませんでした
良くなるといいですね
うちの息子もジャンルは違いますが、好きなこと中心の生活をしています
貪欲に努力もし、結果もそれなりについてきている気がします
そんな息子とご子息がどうしてもダブってしまい、何度もコメント書き込もうと思いましたが 言葉が見つかりませんでした
良くなるといいですね
10ta
2019.05.17 10:45 | 編集

10ta さん
コメントありがとうございます。
子供の夢はいつか諦める日が来るのかもしれません。
ただ、こんな形ではあってほしくないです。
子供達を一番身近で見ているのは親なので、彼らの努力も何もかも知っていますものね。
その分、辛いです。
現在は目途も立ってきた状況なんですよ。
小間切れの記事ですので、なかなか現在にならずにすいません。
ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
子供の夢はいつか諦める日が来るのかもしれません。
ただ、こんな形ではあってほしくないです。
子供達を一番身近で見ているのは親なので、彼らの努力も何もかも知っていますものね。
その分、辛いです。
現在は目途も立ってきた状況なんですよ。
小間切れの記事ですので、なかなか現在にならずにすいません。
ありがとうございます。
miyazyy
2019.05.17 11:55 | 編集

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正ゴールキーパーじゃないというところもあったんですね~ でもこれってなかなかむつかしいですね。
自遊自足
2019.05.18 05:22 | 編集

鍵コメ さん
こんにちは。
そうですね。
できればやりたい事をやらせてあげたいものです。
ちょうど思春期と言うこともあり、彼の気持ちが読みづらいこともあります。
今現在は落ち着いているのですが、昨日『絶対に泣かない』と言っていました。
親よりも強いなと思いました。
強がりかもしれませんけどね。
ありがとうございます。
こんにちは。
そうですね。
できればやりたい事をやらせてあげたいものです。
ちょうど思春期と言うこともあり、彼の気持ちが読みづらいこともあります。
今現在は落ち着いているのですが、昨日『絶対に泣かない』と言っていました。
親よりも強いなと思いました。
強がりかもしれませんけどね。
ありがとうございます。
miyazyy
2019.05.20 11:07 | 編集

自遊自足 さん
普通のキーパーと動きが違ったみたいです。
だから避けられなかったのかもしれません。
ただね、本当に難しいところなんです。
小学生世代でないので、正キーパーがいないチームがあるなんて初めて知りましたけどね。
普通のキーパーと動きが違ったみたいです。
だから避けられなかったのかもしれません。
ただね、本当に難しいところなんです。
小学生世代でないので、正キーパーがいないチームがあるなんて初めて知りましたけどね。
miyazyy
2019.05.20 11:10 | 編集
